ヴィクトリアン リーフペイント ステンドグラス W49cm×H53cm


19世紀終わりごろ、ヴィクトリアンの時代の英国製ステンドグラスです。

大量生産された現代品のガラスと違って、
気泡などの混入した手作りのカラーガラスが使用されています。

この手作りガラスの、とろっ、とした質感が、アンティークステンドグラスの魅力です。

気泡は、現代のコンピュータ用語的にいえば、“バグ”のようなものですが、
考えてみれば、当時の空気が密閉されているんですよね。

何だか、今では気泡のあった方がお得かもしれません・・。

カラーガラスの色数は・・一体何色使用しているのでしょうか?

いや、ガラスの色数自体は少ないですね。
中央に絵付けされたガラスがあるので、すごく多色に見えますが、
実際には、グリーン系3色+ピンク系1色+クリア1色、の合計5色ほどの構成です。

中央ガラスのリーフのペイントはとても良い出来です。
このクラスのハンドペイントになると、かなり熟練された絵付師の作品と思われますね。

かなり正確なシンメトリーですので、型紙のようなものを作って描いたのかもしれませんが、
陰影のつけ具合は間違いなく個人技でしょうから、見事な腕前です。

色合いも美しく、透過光でも反射光でも発色が良く見えるのは、経験値に基づく作家さんのスキルでしょう。

玄関扉などのメインの窓アクセントにもふさわしいような、生き生きとした描写です。

大変見事なステンドグラスのモザイク・アート。
デニムがお勧めできない理由はどこにもありません・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 49,500 円
参考市場価格: 47,250 円
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