ジョーンズJONESソーイングマシンテーブル


アンティークミシンファンの皆様、お待たせしました!
今からちょうど100年前、20世紀初めごろ、英国エドワーディアン期に製作された、
バタフライトップ&ドロワーの高級ミシンテーブルです。

それにしてもこの家具、いや、ミシン台ですが、単にテーブルとしてみても、
その色、艶、そして手の込んだ丁寧なつくり、そして造形・・、
当時の家具としては最高級クラスのホールテーブルだったことは、アンティークファンの方なら一目でお分かりですよね・・。

スタイルは日本でもファンの多い“エドワーディアン”様式で、
細身の“スレンダーテーパードレッグ”の4本脚と、
ベニヤリングを施し、木目のきれいなアンティークマホガニーの木肌は、
18世紀のヨーロッパを席巻した“シェラトン”スタイルを髣髴とさせます。

でも・・こちら、ミシン台でしたね。

そう、テーブルが高級なのもごもっとも。

アンティークミシンでは“シンガーSinger”が有名ですが、
こちらの“ジョーンズJONES”もその業界では忘れてはいけないブランドですよ!

なんてったって、英国王室ご用達ブランドですから。

ちょっと話は横道にそれますが、“ジョーンズJONES”とは1869年、
ウィリアム・ジョーンズがマンチェスター近郊のガイドブリッジに新工場を建設して立ち上げた会社です。

以来、“ジョーンズJONES”は長くミシン産業界に従事し、
家庭用から工業用ミシンまで幅広い種類のミシンを生産してきました。

特に“ジョーンズハンド”と呼ばれるモデルは英国王室が絶賛したモデルとして知られていて、
その後、“ジョーンズ”ブランドは王室ご用達になった、というのは有名な話です。

ミシンのデザインでは当時存在していた数多くのミシンメーカーよりもアタマ一つ出ていた、
そんな、業界では一目おかれるポジションの会社だったようです。

まあ、詳しいことは割愛させていただきますが、おそらく年代的に、
こちらのミシンは“ジョーンズ”ブランド全盛期の作品だったのでは、と推測しております。

・・それにしても、アンティークを数多く見ていると、いろいろ物思いにふけることは多くなりますね。

おごる平家も久しからず、トーネットにしても、ジョーンズにしても、
教科書では決して知ることのない歴史です・・。



※ミシンの

(Buyer/YM)

価格(税込): 38,000 円
参考市場価格: 38,000 円
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