ピクニックハンパー

・・これは、すごいアイテムが入荷しました。
イギリス・ミッドセンチュリー、1950年頃につくられたハンドメイド製のピクニック・ハンパー(蓋つきのかご)です。
何がすごいって、お写真をよーくご覧になってください。
東南アジア製のピクニックバスケットと比較でもしてみれば、分かりやすかったかもしれませんが、
一本一本のラタンの「つる」が現代品とはまるで違いますよ!
同じハンドメイドでも、工業機械で均一に品質管理され、あたかもロープのように売られているラタンで編みあげれば
それはそれはきれいなかごができるでしょうが、この時代にはそのような便利な材料がなかったのでしょうね。
枝葉を無造作にざくざくそぎ落として、
太さも細かったり太かったりとバラツキのある、本物の「籐のつる」を原野から収穫してきて、
それを使って丁寧に、そしてしっかりと編み込んで製作されてる、ホント、そんな感じです。
さらにもうひとつ!
染めたのでしょうか、色の違う「つる」をアクセントに編み込むという手の込みよう!
いや、あまり不確かなことは言えませんが、それ、染めたのではなく違う植物の「つる」のようにも見えます。
もしかしてラタン(籐)ではなく、これってウィロー(やなぎ)・・?
ちょっと偏見的ですが、どうしてもラタン家具というと安価なイメージを持ってしまいますが、
現代的に見れば、これは、どう見ても数万円クラスの高級品ですよ。
本革製のベルトがちょっとした“プライド”のように見えます・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
10,500
円
参考市場価格:
10,500
円
[9]かごを見る
[0]TOPページへ
LOCKON CO.,LTD.