オールドスタイルカップボード


すばらしいアンティークが入荷しました!
今から70年ほど前、1940年ごろのイギリスで製作された、
スモールサイズのサイドボード(カップボード)です。

おお、これは・・。
一体どこのマニュファクチャーが製作したものでしょうか?

素晴らしくつくりの良い高級家具です。

ベースはマシンメイドによる量産品のようですが、レリーフなどハンドメイドで仕上げられている部分も多く、
非常にクオリティの高さが感じられる作品です。

おそらくJayceeクラスのマニュファクチャーではないでしょうか。
ズシッと重みのある重厚なオークの躯体は、贅沢にもほぼ総無垢で、
ご覧の通り木目も美しく、良質なマテリアルです。
また、前オーナーも大事にお使いになられていたのでしょうか、目立ったダメージもなく、木肌には良く磨きこまれた自然な艶があります。

デザイン的には、前面を飾るフルーティング(縦溝)やチップカービング(幾何学文様のレリーフ)の装飾、
そして「双獣文」の意味ありげなハイレリーフ、脚元の“バルボス”と呼ばれる2本脚等、
英国の伝統様式を忠実に再現した家具デザインとなっています。

古くは16世紀のイギリス・ルネッサンス期=エリザベス様式から見られる家具スタイルです。

いや、「双獣文」の文様に関してはもっと古くから存在しているようですね。
原型は中央アジア、古代メソポタミア。

かなりコンサバティブなマニュファクチャーですね。

由来は未確認ですが、良く使われる文様のようで、こんな↓メダルもあります。

←お、同じだ・・。

ただ、アールデコという時代性もあってか、古典的ながらも全体的にすっきりとまとめられていて、「伝統様式」の中にも“モダン”が共存した優れたデザインに仕上げられています。

第2次大戦前後の製品としては珍しいほど、こだわりぬかれています。

かなりの貴重品です・・。




(Buyer/YM)

価格(税込): 68,000 円
参考市場価格: 68,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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