チューダースタイル サイドカップボード


素晴らしいアンティークをご紹介します。
今から80年以上前、1920年頃のイギリスで製作されたオールドスタイルのカップボード(食器棚)です。

残念ながら、マニュファクチャーの情報は取れませんでしたが、
ハンドメイドの相当な高級家具だと思います。

おそらくチューダー様式の家具では英国でも最も評価の高い“ジェイシーJaycee”の作品では、
と思っておりますが、ジェーシーの刻印が見当たりませんので、明確には申し上げられません。

少なくともジェイシーと同等以上のクオリティであることは明言いたします。

さて、ズシッと重みのある良質なオークの躯体は、ご覧の通り総無垢で木目も美しく、
パテナ(古艶)の輝くすばらしいマテリアルです。

また、前オーナーも大事にお使いになられていたのでしょうか、
目立ったダメージもなく、木肌には良く磨きこまれた自然な艶があります。

デザイン的には、イギリス・ルネッサンス、すなわちチューダー様式のデザイン&フォルムが特徴的な、
伝統的な英国の家具スタイルです。

製作されたのがアールデコという時代性ながら
かなり本格的な古典様式に製作されています。

フィールデッドパネル(羽目板扉)の形状、“ブランケット”タイプのフットスタイル、
鍵のない木製留め具仕様、そして金具などのディテールさえも、
ルネッサンス当時の蝶番デザインにもとづいています。

すばらしい材、手の込んだ製作技術、
重厚かつ格調高いクラシカルスタイル、そして大切に扱われてきた良好なコンディション・・。

ホント、素直に良い家具だと思います・・。

(Buyer/YM)

価格(税込): 118,000 円
参考市場価格: 118,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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