サザーランドテーブル


イギリス1930年代に製作された、“サザーランドテーブル”と呼ばれる、
折りたたみ式のゲートレッグ(門型の脚)テーブルです。
サザーランドテーブルは“ウィンザーチェア”などと同じように、その土地の名にちなんで名づけられたテーブルですが、普通のゲートレッグテーブルに比べると折りたたんだ時の状態がとても薄いのが特徴です。
薄いとはいっても拡張天板を跳ね上げると充分な広さがあり、省スペースながらも実用的で、富裕層の間では臨時用テーブルとして、19世紀当時、大変流行したそうです。最も多く製作されたのは19世紀後半のヴィクトリア期で、つくられたデザインには様々なタイプが見られます。
このテーブルについて言えば、ヴィクトリアンの頃のスタンダードデザインをベースに、かなりシンプルにモダナイズされたフォルムとなっています。製作された当時、すなわち“アールデコ”の時代の影響を色濃く受けた、直線基調のデザインだと思います。

マテリアルとして使われている、天板の材は無垢ベースになりますが、その化粧張りされた木目は美しく、
ピンストライプのインレイとあいまってシンプルなボディにはあたかもアーティスティックに目に映ります・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 58,000 円
参考市場価格: 58,000 円
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