スーパー!マーケットリー(木象嵌)コンソールテーブル


素晴らしい装飾のテーブルが入荷しました!
イギリス1930年代に製作された、大変ゴージャスな装飾の2棚式コンソール(引き出しつき)テーブルです。

な、何という・・。

「言葉を失う」とはこんなテーブルを見たときに表現する慣用句なんでしょうね・・。
呼吸の仕方を忘れてしまうほど、危険なカラーコーディネイトです。

素晴らしい美的感覚と思います。

それにしても、このインレイワーク(象嵌の技術)・・。

こちらはアンティークではなく、20世紀半ばのヴィンテージですので、
その当時、このような仕事のできるマニュファクチャーが存在していたとは、全く驚きです。

もともとインレイの歴史は古く、17世紀頃の家具から、初歩的な象嵌装飾が行われていたということですが、
絵画のような“マーケットリー”(木象嵌)や幾何学模様の“パーケットリー”(寄木細工)が
盛んに家具装飾に取り入れられ始めたのは、18世紀、あのトーマス・チッペンデールたちの活躍した時代、
“ジョージアン”に入ってからと言われています。

インレイの詳しい説明は割愛させていただきますが、簡単にいいますと、
コントラストを付けた木片やその他の素材を木に、絵柄状に張り込んでいく技術。

それでこれだけの描写をしてしまうのですから、気の遠くなるような作業ですよね。
決してペイントではありませんよ。

現在でもイタリアあたりでは17〜18世紀当時の製法で、
当時と全く同水準の家具を生産しているマニュファクチャーもあるようですが、
率直に言って、筆者レベルの庶民感覚で購入を検討できるプライスの家具ではありません。

それを考えれば、このクオリティでこのプライスですから、
改めて「言葉を失う」ほどのコンソールテーブル、と申し上げます。

製法は、金具などを見れば比較的量産品であることは想像されますが、
驚くべきことに、引き出しのジョイント(継ぎ手)などは18世紀ごろの“ラペット”(実接式)という、
古来の接合法が用いられています。

こ、これは、一体・・?

その使われている金具、素材、仕上げをチェックしても、かなりの高級家具だったことは推測できます。

これからどんなアンティークとして育っていくのでしょうか・・?
とっても楽しみですね。

いずれにしても、超・トップクオリティのお値打ちテーブル!とご紹介させていただきます!




(Buyer/YM)

価格(税込): 79,000 円
参考市場価格: 79,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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