カーブドテレフォンベンチ


英国1970年代に製作された“テレフォンシート”と呼ばれる電話台一体型のベンチです。

“クイーンアンスタイル”のテレフォンベンチとはめずらしいですね・・。

さすが、1000年以上の歴史を持つ、英国家具のウィットには感心いたします。

テレフォンシート(ベンチ)は、「長電話」という日常生活のニーズから生まれた機能性家具ですが、
さすが英国家具職人の手にかかれば、このようにクラシカルな様式家具も「デザイン家具」に変わってしまいます。

華やかな赤みのマホガニー材や2段棚スタイル、カブリオールレッグなど、
ロココ様式のエッセンスを現代家具に生かしたグッドスタイリングのテレフォンシートだと思います。

とはいえ、今や固定電話事情は70年代当時と大きく様相が変わってしまいましたので、
いくらアーコールのグッドデザインチェアとはいえ、
このテレフォンベンチでさえ、もはや存在価値のない、無用の長物なのでしょうか・・。

いえいえ、さしずめ21世紀の現代では、ケータイ片手に長電話する時に便利な、
気の利いたティーテーブル付きのアームチェア、といったところではありませんか?

それともFAX台でしょうか?

液晶TVモニターのディスプレイ台?

・・過去の遺産をどのようにお使いになられるかは次のオーナー様次第ですが、
ぜひ、過ぎ去った70年代の生活スタイルを、未来へと語り伝えていっていただきたいものです。



(Buyer/YM)

価格(税込): 32,000 円
参考市場価格: 32,000 円
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