ﾋﾞｭｰﾛｰﾃﾞｽｸ
今から80年ほど前､ｲｷﾞﾘｽ･ｱｰﾙﾃﾞｺの時代に製作された､
めずらしいﾃﾞｻﾞｲﾝのｻｲﾄﾞﾊﾞｲｻｲﾄﾞ(両袖本棚つき書記机)です｡
おおお､これはまた､なんとすばらしい･･｡
･･などと､思わず口をついて出てしまうほど､いかにもｲｷﾞﾘｽの伝統家具らしい重厚感のあるﾃﾞｻﾞｲﾝですが､どこか現代に通じる“ﾓﾀﾞﾝ”が感じられて､好感の持てるｽﾀｲﾘﾝｸﾞだと思います｡
見た目どおり､ずしっと重みのある躯体は､
贅沢なｵｰｸの無垢材がふんだんに使用されていて､
その木目､色､艶は､お写真でもご覧いただけるとおり､大変質感の素晴らしいものです｡
ﾏﾆｭﾌｧｸﾁｬｰの情報は不明で､つくりもﾏｼﾝﾒｲﾄﾞだと思いますが､
80年以上を経た今も､一切の歪みなくしっかりとした状態を保っていますのでかなり技術力のあるｷｬﾋﾞﾈｯﾄﾒｰｶｰが､まじめに製作した作品であることは間違いないようです｡
何よりも､今では当たり前な多機能&省ｽﾍﾟｰｽを実現し､高級金具なども採用していることから分かるように､言わずもがな｢自信作｣だったんでしょうね･･｡
専門家の目で見ても､英国の伝統家具“ｻｲﾄﾞﾊﾞｲｻｲﾄﾞ”のめくら扉をﾂｲﾝﾀﾜｰﾃﾞｻﾞｲﾝと見立て､
伝統のﾌｯﾄｽﾀｲﾙ“ﾌﾞﾗｹｯﾄﾌｯﾄ”や高級感あふれるｼﾞｬｺﾋﾞｱﾝｽﾀｲﾙのﾌﾞﾗｽ･ﾍﾟﾝﾀﾞﾝﾄﾊﾝﾄﾞﾙ(真鍮金具)などを盛り込むなど､
ｱｰﾙﾃﾞｺの時代につくられた家具らしい､ｴﾎﾟｯｸﾒｲｷﾝｸﾞなｺﾝｾﾌﾟﾄを感じさせる｢力作｣だと思います｡
とにかく､ﾃﾞｻﾞｲﾝ､ﾊﾟｰﾂのｾﾚｸﾄ等､そのすべてに手抜きの感じられない逸品です!
間違いなく､当時の関係者が寄り集まって一生懸命つくったんでしょうね｡
明日から､いや､今日から･･筆者もがんばろ｡(小笑)
※左右の扉は左右とも入口内寸で､幅220mm×奥行255mm×高さ470mmです｡棚板までの高さは､上段210mm､下段240mmです｡
(Buyer/YM)
価格(税込):
89,000
円
参考市場価格:
89,000
円
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LOCKON CO.,LTD.