ｽﾀｯｷﾝｸﾞﾌﾞｯｸｹｰｽ
20世紀はじめごろに製作された､ﾒｲﾄﾞｲﾝｲﾝｸﾞﾗﾝﾄﾞのﾌﾞｯｸｹｰｽです｡
棚3段がそれぞれ独立していて､ｽﾀｯｸして組み立てるめずらしいﾀｲﾌﾟです｡
以前に､ERCOL社製のものをご紹介しましたが､一見外観は似ているものの､
こちらのﾌﾞｯｸｹｰｽは明らかに､素材の質感､つくりが大きく違っています｡
どちらかといえば､ｱｰｺｰﾙのｽﾀｯｷﾝｸﾞﾌﾞｯｸｹｰｽは一般家庭向きのｶｼﾞｭｱﾙなﾀｲﾌﾟ､
こちらは国会図書館の応接室に設置しても位負けしない､ﾌｫｰﾏﾙなﾀｲﾌﾟ､
とでも申し上げればわかりやすいでしょうか｡
･･はっきり言ってこの手のｽﾀｯｷﾝｸﾞﾌﾞｯｸｹｰｽでは最高級のものだと思います｡
ずしっと重いｿﾘｯﾄﾞ･ｵｰｸをﾍﾞｰｽにしっかりとしたつくり込みがなされているのに加え､
3段の棚をｽﾀｯｸした後､連結させるﾊﾞｰで4箇所固定させるようになっていますので､
分解可能なｽﾀｯｸﾀｲﾌﾟながら､普通の箱型ｷｬﾋﾞﾈｯﾄと変わらない一体感を実現しています｡
100年を経ても歪みさえ見せないﾏﾃﾘｱﾙと
永く大事にお手入れをされてきたことが伺われる､見事なﾊﾟﾃﾅ(古艶)が
現代家具では到達し得ない領域へとこのﾌﾞｯｸｹｰｽを昇華させ､
ｱﾝﾃｨｰｸﾌｧﾝの心を確実につかんでいます｡
これだけのﾌﾞｯｸｹｰｽとはもう二度とお目にかかれないのではないか､と･･｡
ｻｲｽﾞは幅890mm×奥行345mm×高さ1125mm､
各棚内寸は幅825mm×奥行235mm×高さ(上段240mm､中段240mm､下段285mm)です｡
価格(税込):
148,000
円
参考市場価格:
148,000
円
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LOCKON CO.,LTD.