チャイナTVボード with チャイニーズピクチャーフレーム

試験的に、中国、清朝の時代に作られた中国アンティークを輸入してみました。
今から何と150年ほど前、清代末期に製作されたといわれる、いわゆる「明式」のダイニングボードです。
※このチェアはDT0131 チャイナスタイルテーブル、DC0343 チャイナスタイルチェアとダイニングセットになっていました。
う〜ん、こんな古い家具がこんなに良い状態で残っているものなのでしょうか・・。
想像ですが、もともとは朱塗りや金箔など、きらびやかな中国らしいカラーだったのでは、と思われますが、
今ではフルレストアが施されていて、きれいにナチュラル仕上げの木肌に生まれ変わっています。
これならば日本の現代家具とも相性はよさそうですよね!
ご存知の方も多いとは思いますが、中国の「明式家具」(その名の通り、明の時代の家具です)は昔から大変人気があって、
古くは19世紀のヨーロッパで中国趣味(シノワズリー)として再生されています。
その後、近代ではかの巨匠“ハンス・ウェグナー”が「明式家具」の椅子を見て感銘を受け、
“チャイニーズチェア”をリ・デザインしたことは、椅子に詳しい方の間では有名な話です。
それ以来、「明式家具」は東洋的なモダンファニチャーとして常に注目されていた存在でした。
明の時代以降、清の時代になると、漢民族から北方騎馬民族へと政権が移り、
文化的にもその民族の違いから、家具デザインは大きく変っていきます。
「明式」のシンプルな様式のものはめっきり姿を消し、西洋バロックの影響を受けた、
装飾過多の荘厳なものへと変化していきます・・。
・・ですので、こちらに紹介させていただいた「明式」のダイニングボードは、
清の時代に製作されたものとのことですので、おそらくは当時の復刻家具であると想像することができます。
ちなみに、このこちらのお品には、背面板にコード穴が2箇所あけられていて、
上段にTVモニター、下段にビデオデッキ等が設置されて使われていたようです。
価格(税込):
58,000
円
参考市場価格:
58,000
円
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LOCKON CO.,LTD.