ソリッドオークドレッサー

すばらしいアンティークが入荷しました!
20世紀後半、英国70年代に製作された、グッドスタイリングなドレッサー(食器棚)です。
え?
ええ?
えええー!
そんな・・はずは・・。
って思われますよね、絶対。
何千ものアンティークを見てきた筆者ですら、はじめは気がつきませんでした。
このドレッサーが、何と!たかだか30年程度前に作られたものだったなんて・・。
絶対に19世紀もの、と思っておりました・・。
それにしても・・残念ながら、マニュファクチャーは不明ですが、その仕上げぶりは超・一級品だと思います。
ズシッと重みのある良質なオークの躯体は、ご覧の通り木目も美しく、
アメ色に輝く“ミディアム・オーク”カラーのすばらしいマテリアルです。
しかも、重いはず、この躯体の、その全てが無垢材で構成されています。
引き出しの底板だろうが、背面板だろうが、その全てがソリッド(無垢)です。
正確には下棚の背面板のみ合板が使用されていますが、
これはきわめて合理的な選択で、無垢板を使用することによるデメリットはあっても
メリットはありませんので、当然といえば当然ですね。
そして、ダメージだらけに見えますが、よーく見てみると、線傷も、欠けも、割れも、ひびも、虫食いも、
実は、その全てがアンティーク加工になっております。
つまり、本当の意味でのダメージは一切なく、前オーナーも大事にお使いになられていたのでしょうか、
木肌には良く磨き上げられた自然な艶があります。
30年物のヴィンテージとしてはトップレベルの風合いです
デザインのベースは16世紀頃の古いスタイルの食器棚をイメージしているようです。
家屋の中で「食堂(ダイニングルーム)」なるものがようやく世間に広まっていったころの、
初期の食器棚デザインのようで、時代で言えばゴシックからルネッサンスのころではないでしょうか。
もちろんこの時代にはガラス扉などはありませんでしたので、
そこは現代風にうまくデザインアレンジをしていますが。
でも天頂飾りや扉の羽目板デザインなどは英国の伝統様式を正統に受けついでいるもので
その雰囲気と共に、エクステリアは本物のアンティークのように心が揺さぶられるほど、表情豊かです。
それにしても、本当に、非常に高度なエイジング(アンティーク加工)のテクニックですね。
素材の質感やディテールのつくりこみは、お写真でご覧いただければ
ある程度ご判断いただけると思いますが、本当にアンティークに目の肥えた方でも一見しては気がつかないレベルです。
アンティーク加工である証拠は背面や内部の無垢板を見ていただければ一目瞭然。
とてもきれいでクリーンな白木のオーク材が確認できます。
またアンティーク品としてではなく、現代の実用家具としてチェックさせていただいても、
その構造、製法、品質はトップレベルで、家具としての完成度も非常に高いと思います。
おそらく、販売されていた当時の価格は、あくまで推測ですが、
無銘の椅子販売価格のおよそ3倍以上だったものと思われます。
(現代品で無垢材家具の価格を参考にしております。)
実際に100年近く経過したアンティークでは、心理的に不安をお持ちの方。
ぜひともお奨めいたします!
アンティーク調を個人的にはあまり好みではなかった筆者が
心を打たれたほどのお品です・・。
棚板までの高さは上段290mm、下段245mmです。
※下部の戸棚は、左右とも入口内寸で幅415mm×奥行645mm×高さ585mmです。棚板までの高さは上段310mm、下段305mmです。
※棚板は上棚は位置固定ですが、下棚は4段階に5cmピッチで位置調整が可能です。
(Buyer/YM)
価格(税込):
148,000
円
参考市場価格:
148,000
円
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LOCKON CO.,LTD.