クロスバックチャーチチェア

今から約100年ほど前、19世紀末から20世紀のはじめにかけてイギリスで製作され、
近年までイギリスのローカルチャペルで使用されていたチャーチチェアです。
チャーチチェア?どれも似たようなモノじゃない?
って思われますか?
確かに背に十字の入った“クロスバック”タイプは、いまではリプロダクション(復刻家具)で中国製!まで
出回っているくらいですからね。
チャーチチェア自体はもはやありふれた木工椅子かもしれません。
・・でも、良〜くチェックしてみてください。
チャーチチェアは、特に特にアンティークのものですと
その使われていた教会によってさまざまな表情をしていますよ。
背の高さや脚のライン、背柱のカーブ、十字架のカタチまで・・、
もちろん使われてきた環境で、木肌の色味も微妙に違っています。
アンティークの場合、探していたものが見つかると、ついつい良く考えずに衝動買いしてしまうこともあったりしますが、
やっぱり、よーく見て本当に気に入ったものをお求めいただくのがよろしいですよね。
永くお付き合いいただくものですから・・。
ちなみにこのチェアはイギリスでも家具の先進エリア、
HIGH WYCOMBEのMEALING BROS.LTDというマニュファクチャーで製作されたものになります。
ウィリアム・モリスをはじめとする“アーツアンドクラフツ”のデザイン・ムーブメントを継承し、
この椅子独自の素晴らしいフォルムを構成しています。
このスタイリングが現代のリプロダクション・チャーチチェアと同じに見えますか?
21世紀の現代でも充分に通用する、全く古さを感じさせないそのデザイン性にはちょっとびっくりします。
・・実はあまりにも見事なプロポーションのために、
しばらく当「無銘の椅子」オフィスに飾られていた1脚なのでした。(笑)
そろそろお年頃かな、とお嫁に出すことにしてみました。(再笑)
(Buyer/YM)
価格(税込):
23,000
円
参考市場価格:
23,000
円
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LOCKON CO.,LTD.