ｵｰﾙﾄﾞｽﾎﾟｰｸﾊﾞｯｸﾁｪｱ
今から100年近く前､20世紀はじめのｲｷﾞﾘｽで製作されたｶﾝﾄﾘｰﾁｪｱです｡
う〜ん､ｶﾝﾄﾘｰといえばｶﾝﾄﾘｰ風ですし､
ｸﾗｼｶﾙといえばｸﾗｼｶﾙな伝統ｽﾀｲﾙなのですが､
とは言え･･どこか､このﾁｪｱには前近代的な｢未来性｣を感じませんか?
いえいえ､これが“ﾉｽﾀﾙｼﾞｰ”というものなのかも知れませんが､
それにしても､ｴﾎﾟｯｸﾒｲｷﾝｸﾞなﾌｫﾙﾑです｡
俗に言う“ｳﾞｨﾝﾃｰｼﾞ･ﾓﾀﾞﾝ”の椅子と､表現したほうがわかりやすいでしょうか｡
専門的にﾁｪｯｸすると､ﾍﾞｰｽは17世紀ごろから作られている“ｳｨﾝｻﾞｰﾁｪｱ”のﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝだと思いますが､
“ｳｨﾘｱﾑ･ﾓﾘｽ”が19世紀後半におこしたﾃﾞｻﾞｲﾝの復興運動､“ｱｰﾂｱﾝﾄﾞｸﾗﾌﾂ”のﾃﾞｻﾞｲﾝを取り入れながら､
独自にｱﾚﾝｼﾞも施した､ﾃﾞｻﾞｲﾝ･ｵﾘｴﾝﾃｯﾄﾞなｶﾝﾄﾘｰﾁｪｱだと思います｡
また､ｼｰﾄとﾄｯﾌﾟﾚｲﾙにはﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞ(曲げ木)が使われていて､
このあたりは当時､主流だったﾄｰﾈｯﾄTonetの曲げ木椅子も影響しているのでしょうね｡
まさに時代を映す鏡のようなﾁｪｱです｡
ﾏﾆｱの私には大変興味深い椅子です･･｡
(Buyer/YM)
価格(税込):
15,000
円
参考市場価格:
15,000
円
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LOCKON CO.,LTD.