ヌーボースタイルチェア

今から約70年前、20世紀はじめのイギリスで製作されたハイバックのダイニングチェアです。
・・皆様、この椅子をご覧になり、どのような印象をお持ちになるでしょうか。
ただ「何か、古そうな椅子だなー」って思われるだけでしょうか?
英国古典スタイルのハイバックデザインに“スクロール”オーナメントの彫刻、
花瓶をかたどったスプラットバック(背あて)、
カブリオールレッグ(猫脚)を細くストレートにシェイプした、アールヌーボー系のフットデザイン・・。
筆者のような椅子マニアから見ると、とても見所の深い、上等なアンティークチェアなのですが、
一般的な嗜好からすると、印象が薄い椅子になるのかもしれませんね・・。
でも筆者の目に狂いが無ければ、このタイプのアールヌーボーやエドワーディアン系の椅子は
座面の色柄によって、印象がびっくりするほど「大化け」するのです。
もともとがプレーンなスタイリングで、バランスの良いプロポーションなので、どのような柄でもお合わせすることは可能なのですが、
つまり、それって合わせられる柄が多い、ということで、楽しめる幅も大きいということですよね。
例えば、ちょっと椅子のタイプは違いますが、座面の色柄によって印象がガラッと変わる椅子の例をご紹介いいたしますと・・、
こちらなどは参考になるのではないでしょうか。
アールヌーボー当時のテキスタイルデザイン、“ウィリアム・モリス”の“Vine”が、
オーソドックスなデザインをとても個性的にイメチェンさせています。・・いかがですか?
今は雰囲気も良く、劣化も少ない座面生地ですので、換えるにはちょっと気が引けてしまいますが、
何年か先、ご転居のご予定がございましたら、そのときをお楽しみに今、お安く手にお入れになられるのも賢い方法ではないでしょうか?
永くご愛用いただければ、それだけ愛着も深くなりますので・・。
もちろん、その時の座面交換のご用命は、ぜひ、当店「無銘の椅子」へ!(笑)
(Buyer/YM)
価格(税込):
18,000
円
参考市場価格:
18,000
円
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