スーパークオリティ “グリーンマン” デスク


最高級のジェニン・アンティークス(真のアンティーク)が入荷いたしました!
19世紀後半、レイト・ヴィクトリアンのイギリスでつくられたライティングデスクです。

すっごいですね。
何という、圧倒的な迫力でしょうか・・。

つま先から頭のてっぺんまで全く隙のない、完璧なジャコビアンの貴族仕様です。
「このテーブルは16世紀のエリザベス1世の宮廷に置かれていたものです!」なんて説明がついていたとしても何の疑いもなく信じてしまいそうではありませんか?

“ボビン”と呼ばれる、数珠繋ぎの挽きもの脚は古くからの伝統デザインですが、
脚部をはじめ、全ての材に施されたさまざまなオーナメントのレリーフに約400年前のバロック様式の正統な血筋を感じます。

ヴィクトリアンの時代のものにしては本格的なつくりです・・。

そして前面の引き出しには・・おーっと、これはめずらしい、“グロテスク”ですね。

“グロテスク”とは、15世紀末から16世紀にかけてのルネサンス期に流行した、人のカタチをした家具や建築の文様ですが、
もともとの起源は、あのローマの暴君、皇帝ネロの“黄金宮殿”にまでさかのぼります。

1480年、ネロの宮殿が発掘されたとき、人工洞窟(グロッタ)を飾っていた絵画や浮き彫りの文様が当時のヨーロッパの人々を大変驚かせ、
その文様に影響を受けたあの偉大なイタリアの画家ラファエロが、バチカン宮殿の回廊(ロッジア)の装飾に用いたのは有名な話です。

それ以来、文様として注目を受けるようになった“グロテスク”は一気にヨーロッパ中へ普及し、
各国で高級家具などに、ルネサンス様式のオーナメントとして取り入れられるようになりました・・。

・・なるほど。人を人と思わない“支配者”ネロだからこそ、誕生した文様だったんですね。

そう考えると、“グロテスク”はやはりグロテスク(=悪趣味)ですけど、
でも、この“グロテスク”はちょっと一味違いますよ。
よーく、見てみてください。
この顔が迫害された不憫な人間に見えますか?
・・・見えませんよね。
そう、このどこか“ヒーロー“顔したおじいさん(?)は、何を隠そう、あの正義の味方 “グリーン・マン” だったのです!

(“グリーンマン”とは?? →次の、次の章へ急げ!!)


(Buyer/YM)



価格(税込): 268,000 円
参考市場価格: 268,000 円
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