ベントウッドチェア“No.4 ダウムDAUM”/アーム・ダーク


19世紀のヨーロッパを感じさせるデザイン・・。
通称、“ダウムの椅子”と呼ばれているミヒャエル・トーネットの代表作“No.4”です。

アンティークはおろか、現代家具でもまず見ることの出来ない希少なベントウッドチェアです。

ここでご紹介する椅子は“アンティーク”ではありませんが、レプリカ(模造品)”でもありません。
19世紀の昔より今なおつくられ続けている、往年の生産設備を使ったほぼ当時同様のオリジナルチェアになります。

“No.4”は、“No.14”やその他の曲げ木椅子のベースとなった、
実質的なファーストモデルにあたります。
生産量では“No.14”には及びませんが、世界史的には大変意義深い商品です。

すなわち、“No.4”は世界で最初に作られた「量産家具」と位置づけられています。

そんな世界の家具史、いや世界史すら動かすことになった、センセーショナルな“No.4”ですが、
その椅子が世にでてくるまでには長い道のりを経ています。
それは本当に長く、つらい道のりでした・・。

そしてついにその歴史の扉を開けたのは・・、
ウィーンの中心街、コールマルクトにあった“カフェ・ダウム”の女主人でした。

その当時、ミヒャエル・トーネットの曲げ木技術は、特許を取得していたとはいえ、
まだまだ世間に受け入れられているものではありませんでした。

そのミヒャエルの技術を、一番最初に信用したのが彼女だったのです。
彼女は店の椅子を全てミヒャエルにオーダーしました。

どの文献にもありませんが、ミヒャエルにとって、その喜びは衝撃的だったに違いありません。
おそらく全身全霊をささげ、製作したのではないでしょうか。

そうして誕生したのが世界初の量産モデル、“No.4”です。

その凛とした、かつ優雅なスタイル・・。

しかしながら、150年以上の時を超え、今尚、私たちの心を魅了して止まないのは
その優れたフォルムのせいだけではないのかも知れません・・。

価格(税込): 29,800 円
参考市場価格: 29,800 円
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