ゴシックチャーチチェア

およそ120年ほど前、ヴィクトリアン期のイギリスで製作され、
ローカルチャペルで“ビショップチェアBishops chair”として使用されていた教会の椅子です。
神々しいほどの存在感です・・。
実際イギリスの教会で使われていた椅子ですので、当然かもしれませんが、
現代では見ることのない、独特のプロポーションが、一層の“オーラ”を感じさせます。
スタイルはヨーロッパ中世の“ゴシック”様式がベースになっていると思いますが、
16世紀のルネッサンス期に製作された、チューダー・エリザベス様式の製作家具、
“グラストンベリ・チェア”と非常に良く似たプロポーションをしています。
おそらくその椅子のリバイバルなのではないでしょうか?
天を目指すように伸び上がる尖塔型の“ツノ”はゴシックの特徴ですが、
背に施されたピアスドフレットワーク(透かし彫り)やアームの刳り型は
まさに“グラストンベリ・チェア”です。
ただ、もともとの“グラストンベリ・チェア”は
フランス・ルネッサンスの影響を受けて製作されたものらしいですが、
このチェアの背の彫刻を見てみると、なんと!
“勾玉(まがたま)”が彫りこまれているではありませんか!
“勾玉(まがたま)”って、たしか古代日本で使われていた装飾品ではなかったでしょうか?
・・とても興味深い椅子です。
サイズは幅630mm×奥行600mm×高さ1115mm(座面高425mm)です。
価格(税込):
48,000
円
参考市場価格:
48,000
円
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LOCKON CO.,LTD.