ウェールズチェア

今から100年以上前、19世紀末ウェールズ地方でつくられたコーナーチェアタイプの肘掛け椅子です。
この椅子は“ウェリッシュ・チェアWelsh chair”などと呼ばれていたりしていますが、
デザインのルーツはかなり古いもので、
脚も背もアームも全て挽きものの丸棒でつくられた、この「三角構造の椅子」について言えば
何と「新約聖書」の中の「福音書」にまで、その歴史は遡るようです。
(実際、筆者は読んでいないのでどのように登場しているのかはわかりませんが・・。)
少なくとも、8〜9世紀ごろの“ビザンチン”様式(あの旧・東ローマ帝国の家具ですね。)には
この椅子とそっくりの椅子が“ビショップ・チェア”(司祭の椅子)として記録に残っていて、
いずれにしても、もともとこのタイプの椅子は聖職者のための高貴な椅子だったようです。
どっしりとした重量感のある躯体は(実際重たいですが・・。)、確かに宗教的なオーラを感じるほど神々しく、
まさにローマ・カトリック教会の「大司教」様が着座されていたのではないかと想像してしまいます・・。
・・なんて、ちょっと大げさな話をしてしまいましたが、ヨーロッパでは伝統的なコーナーチェアです。
サイズは幅640mm×奥行550mm×高さ860mm(座面高(バーの中心)440mm)です。
価格(税込):
50,000
円
参考市場価格:
50,000
円
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LOCKON CO.,LTD.