ｽﾌﾟｰﾝﾊﾞｯｸｻﾛﾝﾁｪｱ
英国19世紀末から20世紀はじめ､ｳﾞｨｸﾄﾘｱ王朝時代に製作された､
通称“ｽﾌﾟｰﾝﾊﾞｯｸ”と呼ばれる伝統ﾃﾞｻﾞｲﾝのｻﾛﾝﾁｪｱです｡
当時､家具のﾃﾞｻﾞｲﾝは混迷期ともいわれていて､ｺﾞｼｯｸ､ﾊﾞﾛｯｸ､ﾛｺｺと様々な様式が入り混じり､
かなりｺﾞﾃｺﾞﾃした､装飾過多のﾃﾞｻﾞｲﾝが好まれていたようです｡
この椅子はそんな世相の中､特に豪華趣味のﾛｺｺ風ﾃﾞｻﾞｲﾝながら､
比較的すっきりとした仕上げにまとめられています｡
お写真でご覧いただけるでしょうか?
ｱｶﾝｻｽのｽｸﾛｰﾙ文様や花瓶状の“ﾍﾞｰｽﾊﾞｯｸ”ﾃﾞｻﾞｲﾝ､
そして｢波｣型にｼｪｲﾌﾟされた､｢盾｣型のｼｰﾄなどなど･･､
すっきりﾃﾞｻﾞｲﾝの中にも英国生粋の家具ｴｯｾﾝｽはしっかりと踏襲されています｡
脚はお決まりの｢猫脚｣とも言われる“ｶﾞﾌﾞﾘｵｰﾙﾚｯｸﾞ”(獣脚)で
全体的には貴族趣味の椅子､といった印象ですね･･｡
(Buyer/YM)
価格(税込):
26,000
円
参考市場価格:
26,000
円
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LOCKON CO.,LTD.