エドワーディアンチェア

英国19世紀末から20世紀初頭、、レイト・ヴィクトリアンからエドワーディアンにかけて製作された、
英国伝統デザインのサロンチェアです。
この椅子が製作された当時、家具のデザインは過去の様式家具がリバイバルされ、
ゴシック、バロック、ロココと様々な様式を折衷させた混迷期ともいわれ、
かなりゴテゴテしたデザインが好まれていた時代のようです。
この椅子はまさにそんな時代に作られたオーダー家具だと思いますが、なかなかどうして、
すばらしいスタイリングではありませんか?
写真でレリーフがご覧いただけるでしょうか?
アカンサスやスクロールなどの装飾や、ガブリオールレッグ(獣脚)のフォルムなど、
細部のつくりこみも徹底されていて、なかなか優れた、高品質な椅子だと思います。
全体的にはフレンチスタイルを取り入れたネオ・ロココ風といった印象ですが、
まあ、とにかく貴族趣味の椅子には違いなく、
実際、富裕層のサロンチェアといった用途で使用されていたものではないでしょうか。
尚、お写真では表現が難しいのですが、座面のお色はグレー系ではなく、
もう少し明るめのブルーグリーンになります。
(Buyer/YM)
価格(税込):
32,000
円
参考市場価格:
32,000
円
[9]かごを見る
[0]TOPページへ
LOCKON CO.,LTD.