オールドフレンチスタイルチェア


今から約120年前、フランス第二帝政期、ナポレオン3世の治世下の少しあとくらいでしょうか、
19世紀後半のフランスで製作された希少なサロンチェアです。

・・なんという躍動感あふれる椅子なのでしょうか。
今まで私が見てきた椅子の中でも十指に入る、とても優れたプロポーションの椅子です。

ひとつひとつ、丁寧に仕上げられたパーツは、明らかにハンドメイドによるレベルの高い仕事振りで
緩急のつけられた美しい曲線基調のデザインフォルムを完璧に3次元空間に再現しています。

何だか、こんなことを言うのも変ですが、とても「家具」とは思えないような・・、
つまり、デザインにせよ、製作技術にせよ、商業レベルを超えたシロモノに筆者には見えてしまうってことです・・。

うまくお伝えできませんが、お写真でそんな感覚をお分かりいただけますでしょうか。

ものすごく強い“オーラ”を感じます。

専門的には18世紀のフランス・ロココ様式の比較的ポピュラーなデザインを
ナポレオン3世様式風にアレンジしたものと思われますが、
このチェアには「フツウ」のサロンチェアとは違う、「格」の高さを感じます。

このような、デザイン最優先の贅沢なシルエットは現代の家具ではまずありえませんし、
本当に家具としての商業ベースを超えた「美術品」とか、「工芸品」のようです。

ホント、すごいです・・。




(Buyer/YM)

価格(税込): 39,000 円
参考市場価格: 39,000 円
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