ウィンザーロッキングチェア

今から100年以上前、19世紀末のイギリスで製作された、ウィンザーロッキングチェアです。
「う〜ん、これ、最高・・。」
って、アンティーク好きの方なら思わずうなってしまうような椅子ですね・・。
永年大切に使われて、使われて・・人の手でツルツル、トロトロな木肌に経年変化しております。
決して人工的には再現ができない、100年もののアンティークだけが持つ、独特の質感です。
この色、艶・・そして摩擦で丸まってしまったカドというカド、
さらに人の体重を支え続け、ちょっと歪んでしまった躯体・・。
ホント、最高ですね!
これぞ“ザ・アンティーク”!ってカンジです。(笑)
アンティークワックスでまめに磨きこんだら、「黒い宝石」のような艶で覆われるのではないでしょうか。
(「黒い宝石」といってもクワガタムシではありませんが・・。)
この椅子は、イングランド中部のファームハウス(民家)から放出されたお品で、
実際に永い間、生活で使用されていたものです。
座面が低いところを見ると、“ナーシングチェア(介護椅子)”のような使われ方をしていたチェアだと思います。
デザインはポピュラーな「二段」タイプのボウバック・ウィンザースタイルですが、
19世紀のお品で、このハイバックタイプのウィンザーチェアって、とっても高価なんですよね・・。
※イギリスアンティークの相場で、最も権威のある“ミラーMiller”社のプライスリストによると、
安いもので現地価格300ポンド、高いものだと900ポンドくらいで取引されているようです。
(9/21現在、1ポンド=約235円です)
しかも貴重な“クリノリン”ストレッチャー(脚をつないでいる横貫)です!
「こんな古い椅子がこんな値段!?」・・って、馴染みのない方なら絶句してしまうようなチェアですが、
分かる人が見れば、見るべきところが多い、すばらしいチェアですよ。
ゆらゆらゆら・・と“19世紀のリズム”に揺られながら、
古きよき日々を回想したりしてみませんか?
次代へ引き継いでいただきたい、“コレクタブル・アンティーク(収集目的の骨董品)”です・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
89,000
円
参考市場価格:
89,000
円
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LOCKON CO.,LTD.