チェスターフィールド(ウイングバックチェア)


英国1970年代に製作された、イギリス家具伝統デザインの“ウィングバック”チェアです。
おおっ、この圧倒的な迫力・・。
さすが“キングオブチェアーズ”=ウィングバックチェアですね!
この独特のフォルムをもつウィングバックチェアは、それ以降の椅子に大きな影響を与えたといわれています。つまり「椅子史」ではとても重要な位置づけにあるチェアなのです。
世界中の“ハイバックチェア”はウィングバックチェアからはじまった、とまで記載している文献もあるくらいです!
・・そりゃ、このスタイリングを見て、影響を受けない方がどうかしてますよね。(笑)
ところで、ウィングバックチェアのルーツは意外に古く、18世紀のロココ様式に時代までさかのぼります。
イギリス・ロココ、すなわち“クイーン・アン”様式と呼ばれた当時の家具は、フランス・ルイ14世のスタイルを取り入れ、ガブリオールレッグ(獣脚/猫足)を特徴としていました。
そんなデザイン・トレンドの中で生まれた、ちょっと大振りな「安楽椅子」・・。
フランス・バロックを思わせる美しい曲線と豪華な装飾を備え、当時の貴族階級の心をつかんだその椅子は、その大きな「羽」にちなんで“ウィングバックチェア”と名づけられました。
なんて、余談が長くなりましたが、このお品は、そんな長い歴史を持つ“ウィングバックチェア”の中でも、「19世紀のダンディ」(笑)=“チェスターフィールド”伯爵が好んだ、フルハイドレザー(総革張り)&ボタン留めの“チェスターフィールド”バージョンです。

英国らしい“ブリティッシュグリーン”が、1クラス上の雰囲気です・・。




(Buyer/YM)

価格(税込): 98,000 円
参考市場価格: 98,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


[9]かごを見る
[0]TOPページへ

LOCKON CO.,LTD.