オールドパインチャーチテーブル

今から120年ほど前、19世紀末のイギリスで製作されたサイドテーブルです。
分厚い一枚板の、オールドパインの天板が印象的ですね・・。
悠に3cmの厚みのあるオールドパインの無垢板は、
パインにありがちな節がひとつもなく、まっすぐきれいに入った木目が非凡なマテリアルであることを主張しています。
デザインはこの当時の典型的な“ヴィクトリアン”スタイルで、スクロール形状の装飾、
「樽」型のターンドレッグ、2本の脚をつなぐロングストレッチャー(横棒です。)・・と、
古くからの英国伝統様式が確実に受け継がれております。
「でも・・あれ?」
・・と思われた方はいらっしゃいますか?
お写真を良くご覧になってらっしゃいますね。(笑)
そう、天板の中央に取り付けられた“メモリアル・プレート”には“The Great War”とあります。
“The Great War”=“World War T”(第一次世界大戦)は、皆様、「1時(イチジ14)だよ。世界大戦」と
年号をご記憶されている通り(?)、1914年に勃発し、18年に終戦を迎えております。
「じゃあ、年代が合わないじゃないか」と思われますか?
よーく、プレートをご覧になってください・・。
このテーブルは、イギリスの現地ディーラーからの情報によると、
教会で使われていたテーブルだったそうです。
・・もうお分かりですよね。
第一次大戦で生涯を終えたご子息のご両親が教会に寄与したテーブルのようです。
うーん、これぞ、まさに本物・・。
価格(税込):
55,000
円
参考市場価格:
55,000
円
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LOCKON CO.,LTD.