カーブドスモールデスク

19世紀末〜20世紀初頭にかけて、めずらしいスイスで製作された
“ニーホール”(ひざの入るスペースのある)タイプのサイドデスク(テーブル)です。
うわぁぁぁ、こ、これは・・とってもカッコいいです!
「アンティーク家具って、何?」って方でも、このデスクを見ていただければ、「ああ、これがアンティークってものなのね!」って納得していただけるような(笑)、そんな、質・デザイン・雰囲気ともに“ホンモノ”の魅力を備えた、すばらしい逸品です。
「それにしても、このデスクのデザインは一体?」
・・て思われますよね。
でもこのデスクの基本的なデザインは、現地では特別なものではなく
18世紀のヨーロッパ一帯で広まった“バロック”様式といわれるものです。
つまりヨーロッパ伝統のデザインスタイルなのです。
バロックはルネサンスから継続発展した美術スタイルですが、
スケール感、独創性の非常に高い、デザイン様式といわれています。
バロックのオーナメントは古代のモチーフから発展させたものが多く、
ライオンの頭(デスク正面)、狼の頭(デスク両サイド)、アカンサスの葉等々・・、
まさにこのテーブルにあるような、コッテコテの古典主義(笑)が特徴です。
今までご紹介させていただいていたイギリス・バロック=ジャコビアンは、やや装飾的で、
ここまで写実的ではないと思いますが、さすがスイス、というよりも大陸で製作されたテーブルらしく、
その圧倒的なスケール感にはただただ、感服いたします・・。
でも、ここまでくると、これはもう、ほとんど美術工芸品ですよね・・。
価格(税込):
98,000
円
参考市場価格:
98,000
円
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LOCKON CO.,LTD.