ボビンゲートレッグテーブル


いまから100年以上前、19世紀末から20世紀初めにかけて製作された、
人気のスモールサイズ・ゲートレッグテーブルです。

おぉぉぉぉぉ・・なんとまあ。

小振りなサイズで、天板位置も低いことから、
ほんのちょっとした時に利用するサブテーブル用途だったと思われますが、
ここまでしますか?ってくらいボビン(糸巻き)が数珠繋ぎしてます。

きっと、つくるの大変だったんでしょうね・・。

一般家庭の実用家具とはいえ、徹底的にこだわりを見せる19世紀の英国家具職人の心意気が
ひしひしと身にしみて感じられます。

もし21世紀の現代、これだけの家具を製作できる木工職人が
同じ家具をハンドメイドで製作したとしたら、一体どのくらいのコストがかかってしまうのでしょうか?

原材料費+労働力=商品代、という概念を根本から覆す、恐るべきテーブルです。

余談はさておき、脚が門(ゲート)のように開くことで、“ゲートレッグ”と呼ばれている定番のテーブルですが、
合計8本もの脚が必要になるため、ボビンレッグのような印象の強い脚のデザインだと
見た目がとても壮観です。

しかもストレッチャー(脚をつなぐ補強の横貫)までボビンで、
何だかすごいことになってます!

作り上げた職人が、「どうだ!」といわんばかりに、
勝ち誇った顔をしている様子が、何だか目に浮かぶようです。(笑)

夢に出てきそう・・。


(Buyer/YM)



価格(税込): 92,000 円
参考市場価格: 92,000 円
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