ライオンフット ミニテーブル


今から1世紀以上前の19世紀末、レイト・ヴィクトリアンのイギリスで製作された、
見事な彫刻のカフェテーブルです。

うわぁぁぁ、こ、これは・・一体?

でも、決して“グロテスク”といった部類のシロモノではなく、
心をひきつけられずにはいられない、スーパーグレートなカフェテーブルです!

「アンティーク家具って、何?」って方でも、このテーブルを見ていただければ、「ああ、これがアンティークってものなのね!」って納得していただけるような(笑)、
そんな、質・デザイン・雰囲気ともに“ホンモノ”の魅力を備えた、本当にすばらしい逸品です。

「それにしても、ライオンの上半身を切り取ってしまったような、このテーブルのデザインは一体?」
・・て思われますよね。

でも、このデスクの基本的なデザインは、現地では特別なものではなく
18世紀のヨーロッパ一帯で広まった“ロココ”様式といわれるものです。

イギリスでは当時の女王の名にちなみ、
“クイーン・アン”スタイルと呼ばれていました。

つまり英国、あるいはヨーロッパにおいて、
貴族階級伝統のデザインスタイルなのです。

ロココはバロックから継続発展した美術スタイルですが、
複雑で装飾性の非常に高い、デザイン様式といわれています。

ただ、イギリスロココ、クイーンアン様式については、フランス・バロックデザインに近く、
ライオンや狼、羊などの動物モチーフ、アカンサスの葉、花、貝殻等々・・、
まさにこのテーブルにあるような、コッテコテのコテン(古典)主義(笑)が特徴でした。

何せ、スペイン王位継承戦争で勝利し、
スペインを併合して、“グレート・ブリテン”王国を築き上げた、アン女王の治世下だったのです。
そのイケイケな勢いを感じる、圧倒的なスケール感には
ただただ、感服いたします・・。

それにしても、ここまでくるとこれはもう、
ほとんど「美術工芸品」と呼んだ方がよさそうですよね・・。


(Buyer/YM)



価格(税込): 78,000 円
参考市場価格: 78,000 円
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