ベントウッドNo14アームチェア


ずーっと、探していたんですよね・・このチェア。
20世紀はじめごろポーランドで製作された、大変貴重なNo14モデルのアームチェアです。

皆様にご紹介することができてとてもうれしいです!

ところで、“ゲブルダー・トーネットGebruder Thonet”社が、
ベントウッド(曲げ木)による世界初の量産家具を発明して、初めてポスターカタログが製作されたのは1859年。

その当時のポスターカタログでその当時の商品ラインアップを見ると、
まだこちらのNo14タイプのアームチェアは商品ラインにはなく、
「肘掛け椅子」としては“No4ダウム”のアームチェアしか存在しておりませんでした。
その後、1873年のポスターカタログになりますとその姿を見ることができるようになります。

ということは、No14アームチェアは1870年前後に開発されたものと推測することができますね。
“トーネット・チェア”としても、ごく初期の頃のモデルと言うことができますね。

No14が150年間で2億脚(!)生産されたと言う事実と比較し
No14のアームチェアがどの程度普及したものか、あくまで想像の域はでませんが、
現在、なかなか目にすることができないところを見ると、当時、それほど生産量は多くはなかったのかもしれません。

アームチェアとしてはポピュラーな”ル・コルビュジエLe Corbusier”のモデルがありましたし・・。

それにしても、No14を一回り大きくしたそのアームチェアとしての風格もさることながら、
こちらのチェアはアンティークらしい色と艶、そして風合いが素晴らしいですね・・。

全身に“パテナ(古艶)”というオーラを身にまとい、アンティークブラウンに輝くこのチェアの躯体は
この先どんなに塗装技術が発達しても、再現できない美しい色彩で
このチェアの価値を一段とアップグレードしています。

座面のエンボスも、19世紀のアールヌーボーデザインを髣髴とさせるレギュラータイプで、
より一層、貴重なアンティークとしての「格付け」に貢献しています。

とにかくマニア垂涎のアンティークですよ・・。

(Buyer/YM)

価格(税込): 39,900 円
参考市場価格: 39,900 円
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