オールドカントリー ラダーバックチェア

何と今から180年以上前の19世紀半ば、1830年頃のイギリスで製作された古いカントリーチェアです。
スプラット(背あて)がハシゴ状になっている、“ラダーバック”と呼ばれるタイプの椅子になります。
さすが“レイト・ジョージアン”(1812〜1830)の頃に製作されたと思われる椅子。
2世紀近い歳月がたっていながらも端正なフォルムを保ち続ける、つくりの良さ。
そして、大切に扱われてきた証し、つやつやボディの“パテナ”(古艶)。
すばらしいクオリティの家具だと思います。
1830年から1840年頃に製作された、という英国ディーラーからの情報ですが、
おそらくデザイン性から見て1837年以前、ヴィクトリア期の前につくられたものではないかと
デニムでは時代考証しています。
デザインは基本的にイギリスの伝統的なカントリースタイル。
そのルーツは中世のゴシックの時代ですが、17世紀のヨークシャーチェアも同系統のデザインですし、
後にアメリカ植民地で“アーリーアメリカン”様式として発展していったシェーカー家具なども、
系譜的には同じデザインになると思われます。
かなり古くからヨーロッパで存在している、ヒストリカルなデザインです。
歴史の王道を歩んできた、パーフェクトなアンティークチェアといえそうです・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
29,400
円
参考市場価格:
29,400
円
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LOCKON CO.,LTD.