”D"シェイプ ホールテーブル

素敵なアンティークが入荷しました!
イギリス1930年代に製作された、人気の猫脚クイーンアンのホールテーブルです。
うわー、何という「美脚」なのでしょうか・・。
この細さで3本脚とは、現代のPL法下では考えられないフォルムですね。
この半円形をしたテーブルは“D-シェイプ”や“ハーフムーン”などと呼ばれるスタイルで、
17世紀後半のジョージアンの頃、大変流行したデザインだったようです。
その当時、このタイプのテーブルはカードテーブルの用途が主だったようで、
同サイズの“D-シェイプ”テーブルを2つ並べて円形にして使ったり、
もともと天板自体が2つ折りの状態で半円になっていて、
広げて円形にして使用するタイプのテーブルだったりと
この手のハーフムーンテーブルにはさまざまなバリエーションがありました。
その後、そうしたデザインがコンソールテーブルなど、
各種のホールテーブルのデザインに取り入れられていって現在に至っているのでしょうね・・。
でも、そもそもこの3本脚のハーフムーンテーブルは、ジョージアンのひとつ前の時代、
すなわちクイーンアンの円テーブルからはじまっているのです。
つまりこのテーブルを2つ、背面同士をくっつけると4本脚テーブルになるわけですが、
その円形4本脚テーブルがこのテーブルのルーツだったわけです。
想像できますよね?
ホールテーブルとして壁にくっつけるには、半円型のほうがベターなわけですから
進化するべくして進化したテーブルといえますね。
何だか、「歴史の生き証人」のようなテーブルです・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
39,900
円
参考市場価格:
39,900
円
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LOCKON CO.,LTD.