スターリングシルバーマウント “リングツリー”

アンティークファンの方、必見!!
めずらしいアイテムをゲットしてまいりました!
メイドインイングランド、純銀製の貴重な”リングツリー”です!
女性の方ならご存知だった方もいらっしゃるかもしれませんが、
指輪にほとんど縁のない男性には、きっと初対面のアイテムですね。
でも!
例え男性の方でも、”リングツリー”と聞いて、「何?」と思われる人はきっといらっしゃらないはずです。
そう、指輪をかけておく「ツリー型の置きもの」です。
何と分かりやすい、ピンポイントのニーズをキャッチしたアイデア商品なのでしょう。
大英帝国の当時の国力、つまり、いかに裕福な国だったかがうががい知れるアンティークです。
サイズはちょうど手のひらに載るくらいの小さなインテリアながら、
家具に比べればプライスはちょっとお高め。
まさに「贅沢品」といえるかもしれません・・。
でもこの輝きを見てください。
ぴかぴか・・。
そう、スターリングシルバー(純銀)製なのです。
そして、目をこらさなければ見えないくらい小さな刻印ですが、
その純度、92.5%を証明するライオンの“ホールマーク”入りなのです!
”ホールマーク”とは、様々な文献に解説がありますので、特にここで解説はいたしませんが、
イギリスでは、銀製品にホールマークという刻印を施すことで、その銀製品の素性を明らかにしています。
※ホールマークの概要はOT0238 エドワーディアンソリッドシルバーヒップフラスコにも解説いたしました。
たとえば、このリングツリー。
良く見ないと見逃してしまうほどの小さな刻印ですが、
このページ下の方にお写真を掲載しましたのでエキストラフォトをご覧になってください。
左から
1.BP・・?
2.何かの図形?のマーク
3.ライオンのマーク
4.アルファベットの“K”文字
の4つのマークが刻印されています。
このうち、このライオンのマークは“スタンダードマーク”、別名ライオンパサントと呼ばれ、
0.925の純度をもつ銀製品の証明となっています。
ちなみに、1.は製作したメーカーや職人を表す“メーカーズマーク”、2.はどの“アセイオフィス”で認定を受けたかの産地の刻印、
4.は“デイトレター”と呼ばれる年号の刻印になります。
メーカーのBP・・?という記号については情報がありませんが、
アセイマークは図形によって英国の都市を示しています。
そしてKの文字はそのアセイオフィスで受けた年代を表しているそうです。
ちなみに英国ディーラー情報では1902年製造とのことでした。
今から109年前、エドワーディアンの時代につくられたものですね。
まあ、細かいことは置いておいて、とにかく素性が明らか、という事です。
どちらにしても収集目的のアンティーク、コレクターズアイテムといえます。
もちろんそのようなアンティークとしての「付加価値」の部分だけではなく、
一つの「銀細工」として、この造形にも何ともいえないクリエイティビティを感じます。
マウント部分の周囲には、英国らしい伝統的なスクロールワークが施され、
前衛的なピカソの絵に出てきそうな、抽象的なツリーを組み合わせるなど、
新旧織り交ぜたかなりアーティスティックな仕上げぶりです。
本来、これほどの貴重品ですからもっと値の張るアンティークになるはずですが、
残念ながらツリーの部分に若干ダメージが確認されましたので、この価格になっています。
アンティーク上級者の方にはきっとお分かりいただけるリーズナブルプライスと思います。
おそらく今後二度と見ることのないこの100年前のリングツリー、
ぜひ大切に、次代へと引き継いでいっていただきたいものです・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
24,150
円
参考市場価格:
24,150
円
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LOCKON CO.,LTD.