クイーンアン ドローリーフテーブル


イギリス20世紀はじめ、1930年代に製作された、人気のクイーンアンスタイルのドローリーフテーブルです。

ドローリーフ(サブ天板を引き出して拡張させるタイプ)のテーブルとしては比較的めずらしい、
クイーンアン様式になります。

※こちらのテーブルは、DC0811 クイーンアン ダイニングチェア、SB0271 クイーンアンサイドボードと
 ダイニング6点セットで入荷いたしました。


“クイーンアン様式”といえば18世紀のイギリスで流行した、豪華絢爛な家具様式ですが、
さすがに20世紀の家具ともなると、その様式もかなり形式化されてしまっていますね。

それでもS字カーブを描く「猫脚」の優雅なラインは
正統なクイーンアンスタイル=イギリスロココデザインの証しとも言えます。

またクイーンアンのスタイルは華奢で、その素材は18世紀当時は“ウォルナット”が多く使われていましたが、
こちらは20世紀初期ならではのソリッド(無垢)のマホガニー製になります。

塗装には華やかな赤みがあり、深みのあるダークブラウンは独特の風合いを発散しています。

すっきりとシンプルな装いですが、英国生粋の伝統家具らしくしっかりと作り込まれていますので、
このテーブルの素性の良さは想像に難くありません。

「アンティーク」としても「実用家具」としても、
その価値は確かなもの、と申し上げます。

(Buyer/YM)



価格(税込): 92,400 円
参考市場価格: 92,400 円
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