クオリティ ヴィクトリアンコファー


今から100年前、イギリスで製作された英国伝統家具の代表格“コファー”です。

コファーとは、アンティークをちょっとかじったことのある方なら耳にされた事のある名前とは思いますが、
そう・・ハコです。(笑)

でもただのハコではありません!

はるか4000年の昔、人類が文明を築き、そして人間が人間として文化的な生活をする上で
初めて作られた最古の函物家具・・それがコファー(櫃=ひつ)なのです!

・・なんて大げさですが、人が大事な物を入れるために、まず最初にハコをつくった、
・・というのはとても自然な話ですね。

でも、その当時、ハコにモノを入れるなんてよっぽどの貴重品だったんでしょうから、
命の次に大切なハコ(?)だったんではないでしょうか?
(棺とか?)

そういえば“Cofferコファー”の和訳は「貴重品入れ」とも訳されているんですよ。

余談はさておき、とにかくコファーは家の中で最も重要な位置づけの家具ですから、
基本的にその使われている素材、つくりは最上級のものであることが普通です。

特にアンティークマーケットに出てくる17世紀の骨董コファーになってくると3,000ポンド級、
このコファーと同等クラスでは、19世紀のアンティークコファーですと800ポンド級の値がついています。
※2011年9月現在1ポンド130円前後です。

このコファーも決してお安くはありませんが、それでも現地相場並み、
またはそれよりも低めにはなっていると思います。

このコファーについては、17世紀のイギリス・バロック様式を受け継いだ正統なデザインで、
見事な前面のローレリーフ(浅い彫刻)、そして
永く大切に扱われてきたことを感じる美しいジャコビアンオークの木肌が特徴です。

ずしっと重みのある躯体に、心やすらぐジャコビアンのダークカラー・・。
これぞ、アンティークの醍醐味です。

(Buyer/YM)



価格(税込): 88,000 円
参考市場価格: 88,000 円
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