ヴィクトリアン ソルト&ペッパーグラス


19世紀、ヴィクトリアン末期の小さな高級品です。

調味料入れておくだけの小物ですが、
でも、そんな日用雑貨にしてこの高級仕様!

いかに当時のイギリスの市民生活が豊かだったか、
こんな些細なアンティーク小物からもうかがい知ることができますね。

まず、トップの蓋は天面(穴のあいている塩コショウの出し口)がマザーオブパール。
そして胴周りのスクリュー部分は何と、スターリングシルバー(純銀) !

ものすごく小さな刻印ですが、ルーペで確認しましたところ、
”Sterling silver 925"の表示とライオンらしきパサントマーク(公的機関の認証)が認められました。

そしてグラスはもちろんカットガラス。

ガラスを彫刻する技術というのは、日本では江戸時代末期まで存在していなかったんですよ、知ってました?

いわゆる「江戸切子(きりこ)」というカットガラスはちょうどこのソルトグラスがつくられたころ、
英国より日本にもたらされたものです。

そして、この透明感と重量感はおそらく普通のガラス(ソーダガラス)ではなく、
鉛入りガラス(クリスタルガラス)ではないかと思います。

まあ、これもテーブルを飾るテーブルウエアといえなくもありませんが、
こんな小さなグッズにすらこれほどの贅沢をしているのです。
当時の英国はいかに裕福な国だったというか、国力が高かったというか・・。

人それぞれ見方はあろうかと思いますが、
そんなわけで、ちょっとお高めのお値段はそういうことです・・。(言い訳?)

(Buyer/YM)



価格(税込): 5,985 円
参考市場価格: 5,900 円
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