アールデコクイーンアンチェア


1920年代、アール・デコ期のクイーンアンチェアです。

・・・不思議な雰囲気のある椅子ですね。
前足は動物の足を模したカブリオールレッグ、後足は優しい曲線で構成され、
背の中央には花瓶の形をしたスプラットバック(背板)を配置。

ごくスタンダードな伝統様式なのですが、
他のクイーンアンチェアとは違う独特な「引力」を感じてしまいます。
これが“アール・デコ”という時代の造形力なのでしょうか。

所詮ちょっとしたレリーフやディテールの仕上げ方の違いに過ぎないのかもしれませんが、
しかし、そんな些細な違いに様式家具からモダン家具へ進化する大きな時代の潮流を感じざるを得ません。
(ちょっと大げさ?)



価格(税込): 35,000 円
参考市場価格: 35,000 円
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