クイーンアンスタイル ペデスタル エクステンションテーブル


大変すばらしいマホガニー無垢の最高級テーブルが入荷いたしました!
20世紀前半、第二次大戦後のイギリスで製作された、
クイーンアンスタイルのスライド式エクステンションテーブルです。

一般的にテーブルの脚は主に4本脚タイプと2本脚タイプが存在しますが、
それはどちらかといえば実用家具的な分類。

こちらのタイプは、三つまた、あるいは四つまたに1本柱の台座を1つあるいは2つ3つと、
橋げたのように天板の下に渡す、“ペデスタルPedestal”と呼ばれる特殊な構造をもつテーブルです。
古くは、主に王侯貴族のダイニングテーブルとしてもてはやされていたデザインです。

そういえば確かに庶民離れしているデザインですが、
現代の感覚で見ると、別に生活に取り入れていても全く不自然ではなさそうなインテリア性ですよね。

でも、明らかに当時の平均的なダイニングテーブルよりも、
数段上のクオリティをもち、「高嶺の花」だったんだろうな、ということは容易に想像できます。

そんなハイクラスのテーブルですが、天板の中央にサブの拡張天板を付け外しすることができ、
普段は小さく、必要時には大きく使える、とても便利な実用家具です。

脚元にも脚をつないでいる補強材(ストレッチャー)がないため、椅子の収納性が非常に良くなっています。

エクステンションは、専用のハンドルなどはなく、手でフレームをグイッと引っ張るだけの簡単仕様です。
一人だとちょっとコツがいりますが、お二人で両端をもって引っ張り合えば、簡単に引き出すことができます。

唯一の欠点といえば、エクステンション時にはめ込むこちらの中板を、
使用しないときにどこかにしまっておかなければならない点でしょうか。

まあ、何処かの家具の隙間にでも挟み込んで置くスペースがあれば、解決する話ではありますが。

デザインはイギリスアンティークの中でも、高い人気を誇る“クイーンアン”スタイルになります。

“カブリオールレッグ(獣脚=猫脚)の“を特徴とした、イギリス家具の伝統的なデザインですが、
製作された20世紀という時代性もあり、現代的に華やかに仕上げられています。

“S”字を描くやさしい脚の曲線使いや、ゴージャスかつエレガントなレリーフのオーナメントは伝統を忠実に踏襲しつつ、
不必要なデコレーションは廃することで、現代のインテリアスタイルにも対応するまとまりの良いデザインとなっています。

それも天板全面に広がる、1万本に1本といわれる、貴重なピーズ模様の
ウォルナット・バール杢の木肌にふさわしい最上級のデザインです。

アンティークオークションなどに紹介されるダイニングテーブルといえばほとんどがこのタイプ。
まさにコレクタブルズ(収集目的のアンティーク)クラスの逸品、といえそうです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 134,400 円
参考市場価格: 134,400 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


[9]かごを見る
[0]TOPページへ

LOCKON CO.,LTD.