スーパーチッペンデール リボンバックチェア


とてもすばらしい彫刻の椅子が入荷いたしました!
今から100年以上前、19世紀末ヴィクトリアンのイギリスで製作された
本格的なチッペンデールスタイルのサイドチェアです。

※こちらのチェアは全6脚セットで入荷いたしました。
※こちらのチェアはHA0117 スーパーチッペンデール リボンバックアームチェア2脚、
 DT0398 スーパーチッペンデールエクステンションテーブルとの計9点セットで入荷いたしました。


かなりパーフェクトなチッペンデールのリプロダクション(復刻品)だと思います・・。

その素材の質、製作技術、デザイン力、その全てが最上級です。
現代家具はもとより、アンティークの中でもこれ以上のクラスのダイニングチェアを探そうと思ったら
こちらの○倍の費用は必要になると思います。
“スーパー”のネーミングは伊達ではありません。

スタイルは、4タイプある“チッペンデール”の代表スタイルの中でも、
最もスタンダードともいえる、初期の頃の“クイーンアン”スタイルを再現したもの。

その特徴ある両肩の跳ね上がった背もたれは、スクロールの伝統的なオーナメントで装飾され、
また、ピアスドカービング(透かし彫り)にはリボンがループを描いているようにも見えることで、
俗に“リボンバック”と呼ばれています。

ところで、“チッペンデール”はアンティーク好きの方なら耳にしたことがあるかと思いますが、
世界で、そう、最初の家具デザイナーです。

今でこそ、ハンス=ヴェグナーやアルネ=ヤコブセン、チャールズ=イームズなど、
星の数ほどの家具デザイナーが存在し、
彼らの作品が“デザイナーズ家具”としてブームになったりもしていますが、
実は全て、このトーマス=チッペンデールからはじまったものだったのです。

余談ですが、もともと家具というものは、王侯、貴族たちが金にまかせてつくっていた道楽品で、
庶民にはまったく縁のないシロモノでした。
そこでトーマス=チッペンデールは庶民のための家具開発に取り組んだのです。

クイーンアン様式をベースにした、その独特な躍動感あふれる、美しいファーストチッペンデール・スタイル。
しかし、それは量産化を目的とした、極めて合理的で優れた“工業デザイン”といえるものでした。

そして量産化された家具は、ブルジョア階級に受け入れられ、後に広く世に普及していくことになっていきます。

ちなみに、チッペンデール様式やクイーンアン様式など、18世紀のイギリスの装飾様式は
当時の英国国王、ハノーヴァー朝の君主名より“ジョージアン”と総称されています。

そしてまた、“ジョージアン”は俗に、“イギリス家具の黄金期”とも表現されています。

まさに掛け値なし!
黄金期の家具を再現した、最高級のアンティークです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 55,000 円
参考市場価格: 55,000 円
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。


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