ヴィクトリアン クロックバロメーター

アンティークファンのコレクターズアイテム、かなり古い時代の時計つき気象計(ウェザーバロメーター)になります。
英国ディーラーの情報ではヴィクトリア期の後期、1870年から1880年頃につくられたものということです。
・・「天気予報」は人類が古くから文化的な生活を送る上で必要としていた情報源。
遠い昔には生活の糧を得るための情報だったでしょうし、あるいは戦争に利用されたこともあったかもしれません。
現代では季節商品の販売予測を立てるため、またレジャーの計画を立てるため、
もっと身近なところでは洗濯情報や、外出着の選択に利用されることもあるでしょう、
現代の生活には欠かせない情報源です。
でも、今から150年近く前、例えば日本の一般人の間で天気予報はどの程度のレベルで行われていたのでしょう?
時代は江戸末期から明治初期のころ、
人々は草履を天に蹴り上げて、落ちてきた草履が裏なら雨・・ってやっていたのではないでしょうか。
(筆者も?)
しかし当時のイギリスでは、既にこのようなハイテク機器が生活の中に存在していたのです。
今更ながら、当時のイギリスの文化的な先進性には驚かされます。
もちろんこのような高価な品は、当時の富裕層、あるいは学校などの公共施設で使われていたものとは思いますが、
それゆえにインテリアとしてのレベルの高さも見逃せません。
オーク無垢のボディには、ハンドメイドのレリーフが周囲を飾りつつ、
クロック、サーモメーター、アネロイドバロメーターの3連メーターが
ミスマッチを感じさせながらも、調和しています。
ワンストップで必要なデータを得ることができる、当時の技術の粋が凝縮された重みを感じます。
きっとヴィクトリアンの「デキる」英国紳士が毎日の生活に役立てていたのでしょうね・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
50,400
円
参考市場価格:
50,400
円
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LOCKON CO.,LTD.