ベントウッド オフィスチェア

かわいすぎるアンティークチェアです!
1900年頃、おそらくイギリスで製造され、オフィスで長く使われていたソリッドオークの回転椅子です。
”ベントウッド”(曲げ木)と名付けてはおりますが、
実際にベントウッドが使われているのは両サイドのアームレストの部分のみ。
他は“ドクターチェア”といわれるような、オーク総無垢の重厚感ある素材で構成されています。
でも、ベントウッドのアームレストがデザイン上のポイントになっていますので、
“ベントウッドオフィスチェア”、って名前は当たらずも遠からず、ですよね?
めずらしいチェアで筆者も初めてみました。
トーネットのベントウッドオフィスチェアと比較して、サイズはアームがない分ちょっと小振りに見えますが、
ほぼ同等のスケール感です。
下半身は古くからのオフィスチェアの形状をそのまま踏襲していて、
上部は当時のスタンダード、ウィンザーチェアのデザインを流用しています。
アメリカでも良く見かけられた、かつてのオフィスチェアのスタンダードデザインですね。
20世紀に入り、当時の先進国では産業の発展に伴ってオフィスチェアの需要が増え、「事務椅子」というものが定番化し、
この商品のような回転機構を持つデスクチェアが登場したようです。
もちろん、そんな当時のオフィスチェアにも「ピン」もあれば「キリ」もあり。
そのアンティークとしての価値の尺度は様々ですが、
一つの要素としては回転機構やリクライニング機構などの機能パーツ。
その点では、こちらのチェア、間違いなく「上位クラス」といえますね。
「回転」と「昇降」を切り離した近代的なメカニズムを持っていますから。
ただアンティークとしては、メカニズムが複雑になればなるほど、
その苛酷な用途と、回転部分の経年劣化のため、現存していることは少なくなるもの。
そういう意味でも、このように状態の良いオフィスチェアは、また当分は見つからないでしょうね。
なかなか探しても見つからないアンティークです。
本当にとってもレアなアイテムです・・。
(Buyer/YM)
価格(税込):
68,000
円
参考市場価格:
68,000
円
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