スピンドルバックベントウッドチェア


イギリスアール・デコ期1920年頃の、とても上品なベントウッドチェアです。

スピンドルバック(背の中央の3本柱です。)がかわいいですね。
残念ながら、製造ラベルが焼けてしまっていて定かではありませんが、多分トーネット社製だと思います。

曲げ木椅子といえばトーネット、トーネットといえば曲げ木椅子、
というぐらいトーネットのベントウッドチェアは有名ですが、
中でも“NO.14”と呼ばれた普及モデルは何億脚と世界に出荷され、
そのシンプルでモダンなスタイルは現在でも多くの人々に愛されています。

この当時曲げ木椅子は全盛期で、“元祖”トーネット以外にも、
トーネットに勝るとも劣らないテクノロジーを持ったマニュファクチャーも多数存在し、
各社ともしのぎを削りながら、良質でハイセンスな椅子を開発していました。

例えばフィスケル社やコーン社、ムンダス社などなど、
曲げ木椅子の歴史に名を残したさまざまなメーカーたち。

しかしながら、彼らが生み出した星の数ほどの作品群は既に過去の産物・・・。
今ではもう、このようなクリエイティビティあふれるデザインのベントウッドチェアは
アンティークチェアでしか見ることができなくなってしまいました。
ちょっと寂しいことですね。



価格(税込): 14,000 円
参考市場価格: 14,000 円
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