プライオリードレッサー


アンティークというにはちょっと若いヴィンテージ級ですが、イギリス・アンティーク定番の“ドレッサー(食器棚)”です。

“ドレッサー”って言うと、どうしても鏡台を思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?
でも、それはアメリカでの呼称ですよね。
イギリスでは鏡台は“ドレッシングテーブル”とか“ドレッシングチェスト”と呼ばれ、
このような食器棚は、“カップボード”とか、このように“ドレッサー”と呼ばれています。

ところで、このドレッサーのように広く普及している民衆の家具になると、
様式家具と呼ばれる一般的なアンティーク家具よりも商品情報が少なくなってしまって、
そのデザイン特徴や時代性など、多くを語ることができなくなってしまいます。

このドレッサーについて言えば、ただの“ドレッサー”ではなく“プライオリードレッサー”と呼ばれていましたので、
もともとは修道院などで使われていたような類いの家具だったのかもしれません。

それが、アメリカのコロニアル様式やシェーカー家具などの影響を受けて
いつの頃からか、このように機能的かつシンプルな定番スタイルに落ち着いてきたのではないでしょうか?

どこかプリミティブで、素朴な印象を受ける食器棚ですが、
良く見ると無駄がなく、とても完成度の高いデザインであることに気付かれると思います。


価格(税込): 88,000 円
参考市場価格: 88,000 円
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