ヴィクトリアン カップボード

イギリス19世紀末“ヴィクトリアン”期に製作されたカップボードです。
すっごい風格ですね。
・・かなり古いものだと思います。
書類上では1890年頃ということですが、もしかするともっともっと古いものかもしれません。
素材も“オーク”と記されていますが、良く見ると部位によって素材も違っていたりしていますので
正確ではありません。
おそらく、あくまで推測になりますが、もう少し古い時期に製作され、
所々リペア(補修)されながら使いつづけられ、
かなり古い時期にレストア(修復)されて、現在の姿になったものではないかと思います。
例えば、おもしろいのは取っ手金具と全面両サイドにつけられたレリーフのデザイン。
・・デザインのテイストが違って見えませんか?
金具の方は17世紀に流行したような、かなり古いタイプの様式系ハンドルですが、
レリーフは19世紀末〜20世紀はじめにかけて、田舎の家具に良く見られた装飾に似ています。
多分、どちらかは後付けだと思います。
もしかすると両方とも、かも知れません。
・・興味深いですね。
一見、ただの古いキャビネットに見えますが、
私のようなオタクにはかなり関心を掻き立てられる一品です。
価格(税込):
38,000
円
参考市場価格:
38,000
円
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LOCKON CO.,LTD.