ﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾁｪｱC
20世紀初頭､ﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞで製作されｲｷﾞﾘｽで使われていたﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞﾁｪｱ(曲げ木椅子)です｡
ﾒｰｶｰ名の情報はありませんが､ﾄｰﾈｯﾄのﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞ工場にほど近い会社だったようです｡
とてもｽﾀｲﾘｯｼｭですね･･｡
もともと曲げ木椅子はﾓﾀﾞﾝﾃﾞｻﾞｲﾝの源流とも言われていますが､この椅子を見ると､なるほど､と納得がいきます｡
まさに｢古典｣から｢ﾓﾀﾞﾝ｣への潮流が感じられるﾙｯｸｽだと思います｡
この椅子の特徴はその背の形状です｡
ﾄｰﾈｯﾄのNO.14は背と脚を､1本の無垢の木をﾍﾞﾝﾄさせることで構成させていましたが､
この椅子は背に3つのﾊﾟｰﾂ(背柱2本+背面ﾊﾟﾈﾙ1枚)を使っています｡
このことで1本の長い無垢の木を必ずしも必要とせず､
生産効率を上げることに成功したといわれています｡
ﾄｯﾌﾟﾊﾟﾈﾙ(横に渡されている背当てのﾊﾟﾈﾙです｡)が別になったことで
背もたれの幅が扇状になり､見た目にもｻｲｽﾞ感が強調されています｡
ﾄｰﾈｯﾄ社でいうところのNo.56よりｽﾀｰﾄした､このｽﾀｲﾘﾝｸﾞですが､
背面ﾊﾟﾈﾙに“ｲﾝﾀﾙｼｱ”(ｴﾝﾎﾞｽの絵柄)をあしらい､
ここまでﾃﾞｻﾞｲﾝ進化を遂げるとは･･｡
全く･･ﾍﾞﾝﾄｳｯﾄﾞにかけた人々の情熱は見習わなくてはなりませんね･･｡
(Buyer/YM)
価格(税込):
14,000
円
参考市場価格:
14,000
円
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LOCKON CO.,LTD.