ヴィクトリアン カービングオークエクステンションテーブル


今から何と!約120年以上前、1890年頃のイギリスで製作された、
ワインドアウト(拡張式)のダイニングテーブルです。

全く・・存在感たっぷりです。

でも威圧感があるわけではなく、どこか打ち解けやすく、親しみやすいデザインなんですよね。

それって、多分、躯体の隅々から、手仕事のぬくもりと自然素材の温かみが
にじみ出ているからなのでしょうね・・。

私感はさておき、こちらはイギリス・ヴィクトリア期(1837〜1901)の後半に上流階級の間で流行した、
ワインドアウト(ハンドルを回して拡張させるタイプ)のテーブルになります。

外観的には、1880年当時としては比較的スタンダードな4本脚プロポーションといえますが、
特徴的なのは、16世紀の“エリザベス”様式をも髣髴とさせる、とても手の込んだレリーフです。

豪華といえば言えなくもないレリーフですが、いやみを感じるほどの堅苦しさはなく、
「高級感」と「親近感」がうまく調和しています。

専門的には、英国伝統の“ヴィクトリアン”スタイルの中でも、
その末期に流行した、“フリールネッサンス”という折衷様式に近いものと思います。

それにしても、「100年」という永劫の時を経ても、
今尚、実用コンディションを保っている良質なソリッド・オークは、アンティークでならでは、ですね。

・・淡く光る“パテナ”(古艶)と虎斑杢(トラフモク=トラ柄の木目)には全く脱帽です・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 117,600 円
参考市場価格: 117,600 円
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