エドワーディアン インレイドマホガニータブチェア


今から1世紀前、イギリス・レイトヴィクトリアンからエドワーディアンにかけて製作された、伝統的な“タブチェア”です。

質の良いマホガニー材に、高度な製作技術、そしてインレイワークが施された
とても貴重なアンティークチェアになります。

“タブチェア”とは文字通り“タブ(おけ。バスタブのタブです)”型の椅子になりますが、
その歴史は古く、18世紀には、フランスの上流階級で「肘掛つきの安楽椅子」としてすでに流行していたようです。

というよりも基本的なデザインは、かなりプリミティブ(原始的)というか、本質的というか、
もとをたどれば、「切り株」をくりぬいたシルエットがベースになっている椅子ですので、
「椅子」のデザインとしては相当に古典的なタイプと思います。

そういえば、“ロイドルームチェア”や“イームズのシェルチェア”だって、大きく系統分けすれば、
このタブチェアと同じ「おけ型椅子」の仲間なのではないでしょうか?

アンティークチェアが単なる「収集品」ではなく、学術的な意味も持つ「生活文化遺産」であると
改めて認識させてくれるアイテムです・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 57,750 円
参考市場価格: 57,750 円
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