ヴィクトリアン コッパーCopperティーポット


かなり古い時代のコッパー(銅)製ティーポットです。
英国の家庭で長年保存されていたものです。

“コッパー”(銅)の調理道具、今でも人気ありますよね。

何でも、銅イオンという殺菌作用があるらしく、
水道水を入れておくだけでも塩素が分解されておいしい水になるそうですし、
また熱が伝わりやすく、中の調理材料に均等に熱が伝わるため、
銅の調理道具でつくった料理は、ひときわおいしい(らしい)です。

でも、そんな生活の知恵が、何百年の昔から知られていたとは。

昔の人たちは本当にすごい!

ところで、こちらは19世紀後半、英国ヴィクトリアンの時代に作られたものです。

信じられないほど、大切に使われていたんでしょうね・・。

全身の小傷もさることながら、前オーナーがお店に改良を依頼したのでしょう、
3本脚では転げやすかったためか、同じ銅製でつくられた補助脚が溶接されています。

高価なもの、代々受け継がれてきたもの、ということは想像がつきますが、
よほどの愛着がない限り、このようなことはしませんよね。

余談はさておき、こちら、ティーポットとしてはごく一般的なサイズです。
3〜4人分くらいでしょうか。
重いというほどではありませんが重量はそれなりにあります。

胴体はいわゆる赤銅色で、不純物のないピュアな銅のようです。(銅線の色ですね。)

手に触れる取っ手やふたのつまみは、真鍮に素材が切りかえられています。
そうすることで熱を伝わりにくくしているんだと思います。

素晴らしい知恵、きめの細かいものづくり、ヴィクトリアンらしいオリエンタルなデザイン、
そして、人々の愛着を受けてきた容姿・・。

小傷はどうあれ、かなり美しいと思います。

いえ、2040年に銅が枯渇してしまうからと言って、投資目的で
オススメしているわけではありません。

でもきっと、お安かった、と思う時が来ますよ・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 16,800 円
参考市場価格: 16,800 円
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