ヴィクトリアン ブラスディナーベル

ちょっとびっくり。
今から120年ほど前、19世紀末のレイトヴィクトリアンの時代につくられた、ブラス製のテーブルベルです。
エボニーハンドルの付いたほぼ完全な19世紀オリジナルコンディションとして入荷してまいりました!
・・今にして思えば、YOUTUBEに鐘の音をアップすればよかったですね。
でも今週はちょっと時間切れでした。
ところで、筆者だけの思い込みだけかもしれませんが、
テーブルベルって、ちりりん、なんてかわいらしく鳴くイメージがありませんか?
(ファミレスなどのテーブルにあった、ポンとボタンをたたいて、ちん、なんて音を出す、
あのテーブルベルのイメージです。)
でも・・。
カンカンカンカ〜ン・・ン・・。(余韻を残すような感じ)
と、鐘の音はかなり余韻を残した大きめの金属音です。
”ベル”というよりも”ゴング”といった方が近い感じです。
でも不思議ときれいな印象の音色で、「こころ」に強く響きます。
現地からはヴィクトリアンのディナーベルという以外、特に入荷情報はありませんでしたので、
どこでどのような使われ方をしていたものか、定かではありません。
でも、このルックス、どう見ても高級レストラン、あるいはお屋敷などで使われていた高級仕様です。
かつてのエボニー塗装もかなり残っている天然木のハンドル、重量感のある鐘の「器」と打点の「玉」。
その「玉」は鎖でつながれていて、おそらく100年間、打点は変わっていないと思われ、
つまり、100年前の鐘の音色をそのまま奏でているのでは、と思われます。
どちらかといえば、楽器に近いようなつくりです。
骨董的にも珍しく、こちらは現地でもオークションで高値の付いていたアイテムです。
機能的にも決して不快な音ではなく、遠くまで良く通る音質なので、
今でも「音で知らせる」必要のある状況でしたら、充分実用品としてお使いいただけます。
とても素敵なインテリアですので、さしあたって次のオーナー様が見つかるまでは、
デニムのショールームのテーブルベルとさせていただきましょう・・。(笑)
(Buyer/YM)
価格(税込):
16,800
円
参考市場価格:
16,800
円
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LOCKON CO.,LTD.