トーネットTHONET ベントウッドチェア No14

1920〜1930年代に、旧トーネットのチェコ工場でつくられたと思われる、
グッドコンディションのNo14チェアです!
こちらのチェアの説明はもう不要ですね。
そう、今から150年前、ミヒャエル・トーネットがデザインし、
今尚、世界各国でつくられ続けている世界家具史上の最高傑作、No14チェアです。
今回、トーネット2脚+フィスケル1脚の計3脚で入荷いたしました。
※こちらの商品ページはトーネット2脚です。
メーカーは違っても産地が同じだとお互いに研究され、製品が似てくるもの。
こちらもメーカーは違いますので全体にトーネットの方が小ぶりなサイズという違いはありますが、
背のカーブのフォルムなど、デザインのバランスはほぼ同じです。
でも、アンティークチェアの専門店、デニムとしては、”No14”という、チェアの総称としては3脚共通ですが、
基本的にメーカーが違いますので、商品としては、別々のチェアとしてご案内させていただきました。
そう、非常にメジャーなNo14というチェアは、実はメーカーによって、あるいは同じメーカーでも工場や年代によって、
かなりデザインやつくり、仕様などが違っていたりするのです。
例えば背のカーブ。
とんがり型や横広型など、そのカーブでメーカーやつくられた場所を逆に推定することもできます。
また座面のエンボス型(インタルシア)。
座面は交換パーツですので後年交換されている可能性もありますが、
やはり似ているようでメーカーや年代で微妙に違います。
そしてもう一つ、座裏のメーカー刻印。
これが入っていれば大体の年代が特定できます。
こちらのチェアは、2脚ともトーネットのラベルが残っていました。
このラベルデザインは1922年から40年代ごろまで使われていたものです。
おそらく第二次大戦以前、1920年代につくられたものとみて間違いないでしょう。
戦後は生産が落ち込んでいたようですから。
あと細かく言えば、接合部の構造などでもメーカーが特定できる場合もありますが、
ほぼ前述の3つのポイントで、そのチェアの素性はほぼわかります。
・・と、何でも同じに見えるNo14チェアですが、このように一つ一つ、
ベントウッドチェアにはそれぞれ個性があるのですよ。
もちろん、その背景には長い歴史、そして多くの人々による物語があります。
アンティークのベントウッドチェアを見かけたら、ちょっと気にしてみてください。
きっと、アンティークチェアが今より好きになりますよ。
さて貴方のお好みの1脚はどちらですか・・?
(Buyer/YM)
価格(税込):
18,900
円
参考市場価格:
18,900
円
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LOCKON CO.,LTD.