スーパークオリティ ヴィクトリアン マホガニー&ブラックレザーハイバックチェア


イギリス19世紀、1880年代に製作された、当時の最高級ハイバックダイニングチェアになります。

※こちらのチェアは4脚セットで入荷いたしました。

・・パーフェクトなヴィクトリアンスタイル。
疑いようのない130年以上を経たスーパーアンティークチェアになります。

この椅子が製作された当時、ヴィクトリアン末期は家具のデザインは過去の様式家具が盛んにリバイバルされ、
ゴシック、バロック、ロココと様々な様式を折衷させた混迷期ともいわれ、
かなりゴテゴテしたデザインが好まれていた時代のようです。

ややもするとデザイン的に独自性の低い時代の家具、とも取られがちですが、
一方では、ハンドメイド家具が歴史上ピークを迎えた時代であったことは多くの人の共通意見でもあります。

当時のアンティークを見れば明らかですが、間違いなく英国家具が最高品質を迎えていた時代といえるでしょう。
もちろん現代も含めて、です。

もう少し、批判を覚悟で言わせていただくと、現代の手作り家具はすでに世界的に後退局面に入って久しく、
もはや素材、デザイン、製作技術の面で、かつての高級家具を超えることはかなわぬ夢となりました。

そして・・この椅子はまさにそんな、家具製作の技術水準がピークに高まっていた時代に作られた
当時の高級オーダー家具だと思います。

歴史上最高レベルのダイニングチェアといって良いと思います。

例えば、デコレーション一つとっても、 "アート" です。

アカンサススクロールやエッグアンドダーツなどの装飾や、ドームトップやテーパーレッグのフォルム、
セグメントオーナメント(果実状の飾り)やフルーティング(縦溝)細部のつくりこみも相当にハイレベルで、
職人による家具、というよりもアーティストによる作品、と呼んだ方が良いくらいの高品質な椅子だと思います。

全体的には“ネオ・クラシシズム”と呼ばれる典型的なヴィクトリアンデザインといった印象ですが、
まあ、とにかくかなり貴族趣味の椅子には違いなく、
実際、ハイクラスのサロンチェアといった用途で使用されていたものではないでしょうか。

前脚の真鍮製キャスターも・・明らかに一般家庭用のダイニングチェアとは格が違いますね。

素材のマホガニーもキメが細かく、磨けば磨くほどに艶の増す銘木級の逸材。
現代ではすでに入手することはできません。

たかがアンティーク、されどアンティーク、
デニムではこのチェアを、人類がかつてその歴史の中で生み落とし、
そして失った ”ヘリテイジ(遺産)” とご紹介いたします・・。

(Buyer/YM)



価格(税込): 42,000 円
参考市場価格: 42,000 円
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